車谷の文集

どちらかと言うと考え過ぎるタイプの人

十四、頭の良い人・悪い人

今回もお読み頂きありがとうございます。

 

ふと思った事あるので色々考えながら読み進めて頂きたい。

 

この頃話題にもなる事が多いような気がする。

頭の良い人。

あぁいう人達というのは、たしかに選ばれた人間感もあるし、それでいてイケメンだったりどこかの社長だったり、そういう人って多い。逆に何が出来ないの?と問いたくなるような人って多くいる。

反対に、頭の悪い人というのも多くいる。常日頃我々のストレスの根源になるような人達。こうした人達にとっても、逆に何故こんな事も出来ないの?と問いたくなるような人がいる。

僕の基準で話せば頭の良し悪しは要所要所で判断基準が変わってくる気がする。

仕事においては気が使える人だとやはり良い印象を受けるし、反対に仕事を増やすような事をされると面倒だなと感じてしまう。

でも決して頭の悪い人を嫌っているわけではなく、むしろ友人関係においては頭の悪い人の方が本当に楽しかったりする。頭が良くても鈍感な人って多いし、アホみたいな事ばかり言っている人に限って鋭い嗅覚を持っていたりする。

結局性格とは比例するものではないし、頭がいいからといって人として好きになる部分が多いかと言われればそうではないし、頭の良し悪しで人を決める人が居たら、それはなんとなく、嫌われ者な気がする。

僕の知り合いはみんな賢い所があるし、自分に持っていない魅力があるから何か思う事があっても指摘しあえる良い関係だけど、世の中のその辺にいる頭の良い人悪い人ってどうしてそんなこと言ってしまうんだろうとか、考えた末に何故それが答えだと思ったのかとか疑問に浮かぶ事が本当に多い。

頭の良い人に限ってゲキヤバ陰謀論みたいなものとか、とにかく既出の何かに囚われたりする人が多い気がするし、頭の悪い人に限って知った様な事を沢山言うから自分は常に「何かの初めての人」だとか特別だとか思ってたりする。

でも

「そう言うことにしておく」

って言うスキルは人間みんな共通していて、頭が良ければ都合良く片付けようとするし、頭の悪い人は変な嘘をついて誤魔化すし、辿り着く先はおおよそ同じなんだなと思うとそれはそれで面白いなと感じる。

 

結論頭の良さで人の質をはかるのは案外馬鹿らしい考えなのかもしれない。

「こいつ頭いいな、でもなんでこんなにボソボソと早口で伝わりにくい話し方なんだろ」

「こいつ馬鹿なんだろうな、そんなにぶりっ子したって誰もお前の事見てねぇよ」

本当にこんな事ばかり。

だからこそ向き合ってちゃんと話した人で人間関係って選ぶべきだと思っている。僕はそうする事にしている。

人は学歴じゃないと言うけれど、何も仕事に限った事ではないんだって話。